【25歳の私が東京都知事選に行ってきた】若い人こそ投票に行こう
こんにちは、
本日は珍しく政治についての記事です。
本日の目次は以下の通り
- 1. 初めて自分の意思で選挙に行く
- 2. 今回、論点にしたいポイント
- 3. どうして若者が選挙に足を運ばないのか
- 4. 『政治に興味がない或いは理解がないから』選挙に行かない
- 5. 『納税をしている、社会保障を受けているという実感が少ないから』選挙に行かない
- 6. 『選挙場まで行くのがめんどくさいから』選挙に行かない
1. 初めて自分の意思で選挙に行く
今まで、親に連れられて選挙に行ったことはありましたが、本日初めて自分の意志で選挙に足を運びました。
正直、政治に詳しい訳でもなく、
出馬している人のマニュフェストを簡単に理解して投票に行ったというのが現状です。
日本の選挙権は18歳から認められているのにも関わらず、私も25歳になって初めて自分から興味を持って足を運んだというのは恥ずかしい限りです。
2. 今回、論点にしたいポイント
ずばり、若者の政治参加の疎さです。
データで読み解く東京都知事選挙の投票率 | ivote Media
下記のグラフは上記のサイトから引用しました。
何を表しているのかというと年代別の投票率です。
正直、21~24歳の投票率が本当にこんなに高いのかそもそも疑問です。
私の周り人はほとんど行っていません。
行ってる人は、今までの私のように親に連れられて行く人ぐらいでしょうか。
この投票率って凄く怖いもので、
そもそも少子高齢化の日本では若者の方が老人より人が少ないんですよね。
データを揃えるために、2016年の日本の人口ピラミッドを総務省統計局のデータから引っ張ってきました。
日本の20歳は70歳より約4割少ないんですよね。
改めて見直すと衝撃的な数字です。
さて、投票率と年代別の人口をかけ合わせて、実際の投票者数の概算を取ると
(東京都の人口を国の人口の1/12、年代別割合もおおよそ等しいと仮定)
20歳:60万人×40%×1/12≒19,000人
60歳:100万人×70%×1/12≒58,300人
なんと3倍近くも投票数に違いがあるのです。
衝撃的過ぎませんか??
そもそも、人数が少ない若者は投票率で老人を圧倒するぐらいでないと
太刀打ちできないのです。
3. どうして若者が選挙に足を運ばないのか
私は主に3つの理由があると思います。
1. 政治に興味がない或いは理解がないから
2. 納税をしている、社会保障を受けているという実感が少ないから
3. 選挙場まで行くのがめんどくさいから
それぞれの対策を考えてみます。
4. 『政治に興味がない或いは理解がないから』選挙に行かない
正直これは大きいと思います。
政治ってなに?
私の1票が政治に何の影響を与えるの??
出馬している人誰??
っていう人も結構いますよね。
しょうがないです。若者は政治なんて興味ないのですから。
だってもっと目の前に楽しいことが沢山あるんですもん。
でも私自身、
・影響力ある人による政治理解の促進
この2つによって、政治への興味がかなり増幅しました。
政治を発信するメディアがテレビから個人が発信するメディアに変化することによって敷居が下がり、自分から情報をキャッチするようになりました。
具体的には、サッカー選手の本田選手、芸人の中田敦彦さん辺りの
影響力ある人のYouYube動画を見て選挙に行こうと思いました。
少しでも選挙に行くことで、私達の生活がどのように変化するのか身近に感じることができたら若者の投票率も徐々に上がると思います。
5. 『納税をしている、社会保障を受けているという実感が少ないから』選挙に行かない
これも大きくあると思います。
私が今年から自発的に選挙に足を運ぶようになった理由は
給与明細から住民税10%が天引きされている数字を直接目撃したからです。(厳密には、住民税は2年目からですが、笑)
まてまて、DAZNやNetflixのサブスクよりも圧倒的に高いぞ
そんな感情を持ったのが理由の1つです。
ずるいですよね。
給料から天引きして、税金の話や天引きの仕組みは義務教育では教えてくれない。
そりゃ、学生のうちは何も気付かず、興味も沸かないわけですわ。
せめて、享受する社会保障制度ぐらい実感できれば良いのですが、日本は3割負担の保険料、綺麗に舗装された道路が当たり前になっており、あまり社会保障を実感できないのが現実です。
逆に社会保障制度が充実している北欧の国では
選挙を学生が皆でTVの前で集まって見るらしいです。
何故かというと、
出馬者のうちに『学生に給付金を毎月数万円給付する』といったマニュフェストを掲げている人がいるからなんですって。
そりゃ若者も興味を持って選挙に行くでしょうね。
なんといいますか、政治がどうしても他人事にように感じてしまうのです。
これが一番改善するのが難しいかもしれませんが、
・どれだけ税金が取られている
・その税金が何にいくら使われている
この2点を透明にし、その事実を義務教育から学ばせる必要があります。
何も私も増税に手放しで反対しているわけではありません。
しかし、私の税金がどれだけ取られているのか、その税金が何にいくら使われているのかを、簡単に・明確に・透明性を持って分かるような仕組みがあればいいですよね。
6. 『選挙場まで行くのがめんどくさいから』選挙に行かない
正直、これはすぐに改善して欲しいです。
選挙云々の話じゃなく、選挙の間口を広げろと
オンライン投票をなぜすぐ実施できないのか本当に不明です。
今回だって、こんだけ国民に自粛を促したくせにオンライン投票を実施しなかったのか謎です。
そりゃもちろん、法制度や選挙不正のための仕組みが出来ていなかったから
など予想がつきますが、
会社や企業だってオンラインの仕組みや制度が整っていない状態で在宅勤務を強いられているのですよ?!
とりあえず、本当に日本を変えたいと思っている人は何人いるのかな
と思いますよ。
なんか部活で試合に勝つためのMTGの際に、
戦術や試合内容の反省をしているのではなく、誰々が寝坊したから
みたいな試合以前の議論をしている様な恥ずかしさがあります。
今回は私が選挙に行ったという事実を基に、現在の選挙の問題提起をしてみました。
実際に私自身が解決策のために具体的な行動を起こせているのか
と聞かれれば疑問に残りますが、
このように若者である私自身がブログを通して発信することで、同世代の人に影響を与えられると信じています。
少しでも政治に興味を持って、日本を良くしていこう
と思ってくれる同胞が増えてくれることを私は望んでいます。
本日もありがとう御座いました。
これからも宜しくお願い致します。