Lifework Style

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【ゼロ秒思考[行動編]】ゼロ秒思考を行動に移してみよう

今日は『ゼロ秒思考[行動編]』を読んだので、レビューしますよ!

ゼロ秒思考〔行動編〕

本日の目次は以下の通りです。

 

1. まずは過去記事を読んでね!

今回の本は、以前、記事を執筆した本の続編になります。

www.lifeworkstyle.jp

『ゼロ秒思考』はどんな本なのかを想像するのが難しいタイトルですが、

簡単にいうと、

メモを使って、自分の思考を整理させて、物事の判断を早くさせよう!

といった内容の本でした。

実際私も、本書に記載のトレーニング方法を忠実に守って、実践したところ、

自分の悩みが何なのかを客観視することができ、具体的にどのような行動を起こせば良いのか、明確に分かるようになりました。

1日10分程度でいいので、全く負担にならないですし、10分かけて、1時間以上作業効率がアップしている気がするので、とんでもないトレーニング効率です。

是非、私の過去記事も読んだ上で、『ゼロ秒思考』も読んでみてください!

 

2. 【ゼロ秒思考[行動編]】で早速、整理された思考を行動に移そう!

本書に記載されている内容で、私が納得できた点は以下4点です。

・「即断即決、即実行」ができない理由は2つ①どうして良いかわからない時②本当はわかっているのに直視したくない時

・兎にも角にも、質よりPDCAを早く回すことを重視して、最短ルートでゴールを目指すこと

・「全体観」を持つことで仕事が圧倒的に早くなること

・「全体観」を持つために、2つのツールを使いこなすことが重要で、それは①「オプション」と「フレームワーク

 

3. どうして「即断即決、即実行」ができないのか

「即断即決、即実行」できない時とは、下記2つに集約されるそうです。

①どうして良いかわからない時

②本当はわかっているのに直視したくない時

これは納得です。

では、①と②のそれぞれの対処法を知っていれば、「即断即決、即実行」ができると思いませんか。

①は本当にどうして良いかわからないからしょうがないと思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか。

分からないなりに、人に聞く、会いにいく、本を読む、ネットで検索する

一つずつ丁寧に行動すれば解決できると思いませんか?そうなんです。この一つ一つの行動を面倒くさがっているのが大半で、メモを書いて効果的な行動を一つ一つ実践していけば、思ったより早く、「どうして良いかわからない」という状況を脱却できます。

では、②はどうでしょうか。

②は所謂、「臭いものには蓋をしろ」といった状態です。

では、どうして直視したくないのでしょうか?

怒られるからなのか、失敗することが目に見えているからなのか、面倒臭いからなのか、

それぞれメモに書き出してみてはいかがでしょうか。

そして、その不安や心配に対して、一つずつ丁寧に打手を考えてみてはいかがでしょうか。

怒られるのであれば、何に対して怒られるのかを明確にした上で、反論や言い訳、相手を説得するための論理的な説明の準備をする。

失敗することがわかっているのであれば、どうして現状だと失敗するのかを明確にし、代替案を提案する。

面倒臭いのであれば、協力を仰いだり、その仕事を外注したりする。

など、丁寧に思考を整理させれば、後は効果的な打手に対して、行動をするのみです。

ただ、漠然と「即断即決、即実行」ができないと思っていたものに対して、効果的な行動が明確になれば、その行動を実践するための初動のエネルギーも格段に下げることができます。

 

4. 兎にも角にも、質よりPDCAを早く回すことを重視して、最短ルートでゴールを目指す

私は質を重視しがちですが、何よりも大切なことは、PDCAをとにかく回して、細かく軌道修正をしながら、最短ルートでゴールを目指すことです。

質を上げるのは、細部を拘れば良いだけの話なので、まずは大枠に問題がないかどうかを何度も確認しながら進めることが大切です。

この大枠が誤っていれば、どんなに細部に拘っていたとしても、お門違いとなってしまうので注意が必要です。

 

5. 「全体観」を持つことで仕事が圧倒的に早くなる

ここでいう「全体観」とは何かという問に対して、筆者は「夜道の自転車」を例に挙げています。

真っ暗な道を自転車で運転するときは、道端に空き缶が落ちていないか、曲がり道はないか、溝などに落ちる心配がないかなど各所に注意して慎重に運転する必要があります。

しかし、自転車にライトがついていれば、少しスピードをアップして運転することができますよね。

さらに街灯があって、Google Mapなどがあれば、夜道といえど、自分が目指している場所までの見通しが分かり、かなりのスピードで運転することができます。

これはまさにその通りで、仕事を早くこなすためには、「全体観」を把握することが重要です。

その「全体観」がわかれば、何に気をつける必要があるのか、どのポイントが重要なのか、そこまで気にかける必要がない点はどこなのか。

をすぐに判断することができます。

 

6. では「全体観」を持つためにはどうすれば良いのか

この問いに対して、筆者は2つのツールを使いこなすことが重要と述べています。

それは

①「オプション」

②「フレームワーク

です。

「オプション」とは、取り得る施策を複数挙げ、比較し評価する思考法のことです。

ロジカルシンキングの本で必ずといって良いほど出てくる考え方の1つにMECEがありますが、それと同じものだと思ってくれて構わないです。

要は、問題となっている事象に対してモレなくダブりなく書き出して、全体を把握し、比較するというテクニックです。

実際にテクニックは知っているというという人も多いかもしれませんが、実践している人は少ないでしょう。これも前作で執筆されてきた「メモ術」で簡単に実践ができます。

次に、フレームワーク」ですが、これは、ある問題に対して、機械的フレームワークに当てはめて課題解決を行う手法です。

本書では、2×2のマトリックスに対し、それぞれ異なる軸を設定して、評価を行う手法を提案していますが、このフレームワークを実践すれば、どんな問題に対しても効果的な打ち手を見つけることができます。

勿論、このフレームワークを効果的に実践するには、訓練が必要ですが、それも先述の「メモ術」で事足りる程に練習ができると述べられています。

 

6. マッキンゼーで鍛えられた筆者の本を一通り読んでみて

結論からいうと、

「仕事が早い人の思考とノウハウを覗き見ることができた。」

これに尽きます。

「仕事を早くするにはどうすれば良いか」

という問いに対して、とてもシンプルな回答を筆者は提示してきており、

・自分の思考を整理する。

・整理された思考から、「オプション」と「フレームワーク」を使って、効果的な打ち手を考える。

・効果的な打ち手に対し、PDCAを高速に回して、実行する。

ただこれだけの話です。

それを、「メモ」という1日10分のトレーニングだけで全て実践できてしまうことを

筆者はいとも簡単に説明してしまいました。

さすが、マッキンゼー

私も、継続して、「メモ」を取り続けて、少しでも仕事が早くできるように、日々精進します。

 

 

本日もありがとうございました。

これからも宜しくお願い致します。