【シカゴの不動産を購入してみた Episode 3】 暗号資産で家賃収入?! 〜RealT〜
こんばんは
平日はどうも記事を更新する余裕がありません(言い訳)。
ということで、地味に期待されている読者さんも少なからずいると思いますので、
前回までの記事の続きを執筆しますね。
是非、まだ読んでいない方は上の記事2つを読んでから戻ってきてください!
本日の目次は以下の通り
1. 家賃収入はどうやって受け取るの?
これは、多くの人が気になっているポイントだと思います。
結論から言うと、暗号資産で受け取ることができます。
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You can receive it directly in USDC in your xDai network compatible wallet.
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You can claim it in USDC through an Ethereum Smart Contract (Gas fees at your charge).
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You can automatically reinvest into the dedicated Reinvestment Property.
上記の通り3つのパターンがあるようです。
一つ目は、xDaiネットワークを通じてUSDCを受け取る方法です。
DeFiに慣れていないと、この辺りは???だと思います。
暗号資産を送金する際には、イーサリアムのスマートコントラクトなどに紐付けて送金を実現するのですが、イーサリアムの送金は手数料が高いのですね。(イーサリアムの(送金)手数料(通称:ガス代)は1回:数千円〜数万円(2021年5月時点))
そこで、安価で高速な送金が可能なxDaiネットワークを通じて、家賃を支払いますよといっているわけです。
そして、USDCとはドルと同じ値動きをするステーブルコインのことです。
暗号資産はボラティリティが大きいというイメージを抱かれる方がほとんどだと思いますが、ステーブルコインとは法定通貨と同じ値動きをするので、このボラティリティの課題を解決した暗号資産ということになります。
ここまで説明しても正直??の方が多数だと思いますので、
結論を申し上げますと、
xDaiというブロックチェーンネットワークを通して、USDCというドルと同じ価値の暗号資産を受け取ることができるという仕組みです。
(いってみれば、Pay Payというシステムを通じてPay Payのお金を受け取るイメージです。)
少しお分かりいただけましたでしょうか。
二つ目はイーサリアムスマートチェーンでUSDCを受け取る方法です。
こそっと括弧書きで、『ガス代については負担してね』と書いてありますが、これは上記で説明した通り高額になります。
多くの場合、手数料負けしてしまいますので、一つ目の手段の方がベターだと思います。
そして、三つ目が再投資する方法です。
新たな別の物件に再投資をすることで、複利を効かせる手法です。
私は一旦三つ目のこの手法を選択しました。
今回は家賃収入を期待しておらず、ブロックチェーンの仕組みを理解することが主な目的ですので、現金化は暫くしない予定です。
2. USDCを受け取った後はどうするの??
USDCとかいう訳わかんない暗号資産で受け取ることは分かったけど、
『俺はJapanese Yenで欲しいんだ!!』
という読者さんの声が聞こえてきました。
下記RealTのサイトには、結構詳しく書いてあります。
手段としては、暗号資産専用のウォレット(上記ではMETAMASKが紹介されています。)で受け取って、仮想通貨取引所で換金するイメージです。
仮想通貨取引所とはいっても国内取引所のコインチェック等では、まだUSDCの取扱がないので、
実際には
RealT⇨暗号資産専用ウォレット⇨海外取引所(バイナンス等)⇨国内取引所(コインチェック等)⇨皆さんのお財布や銀行口座
という流れになると思います。
少しややこしいかと思うかもしれませんが、
暗号資産やDeFiに慣れてしまえば、そこまで大変ではありません。
しかし、基本的には受け取った家賃収入は再投資に回して、極力引き出さないという戦略が楽かも知れませんね。
(たかが50ドル程度の投資なので、家賃収入は再投資で脳死ホールドでいいと思いますw)
3. 終わりに
今回はざっくりとした家賃収入の流れをお話ししました。
今回のスキームはまだまだ早過ぎるぐらいの不動産事業の在り方で、あと10年ぐらいすれば社会にも徐々に浸透してくるものだと思います。
逆にいうと、日本ではあと10年経たないと浸透しないと思います。
しかし、ビジネスとしては画期的なもので、売る側も買う側もWin-Winな関係を築くことができるので、知っていて損はないです。
そういう意味で私はお遊び程度に先行投資してみました。
ぜひ、私も試してみたいという読者さんはコメントをお願いします!
また正直、説明も不十分なところが多いと思いますので、記事のリクエストなどもあればお申し付けください!
本日もありがとうございました。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。