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【老後に備えた資産運用】企業型確定拠出年金始めてみた

こんにちは

今年から新入社員で、最近企業型DCを始めたので、

本日は確定拠出年金についての記事です。

年金を個人で積み立てる時代

 

本日の目次は以下の通りです。

 

1. 確定拠出年金とは

私のブログの読者さんなら、もう既に理解していることでしょう。

一方で、金融リテラシーが低い方は全く理解していないという方も多いと思います。

私も、ある程度の理解はあるのですが、今年度から実際に開始したので

改めて勉强がてら記事を執筆します。

ズバリ、

確定拠出年金とは個人で年金を積み立てる仕組みのことです。

しかし、積み立てる際に、そのお金で資産運用をするよ~

という制度なんですね。

資産運用をするということは、つまり元本割れのリスクもあるということです。

その認識はしっかりと持つべきです。

しかし、ファンドの選定や長期・分散・積立さえ守れれば、基本的には積み立てたお金以上に老後受給することができます。

国は、老後の面倒まで見れないから自分たちで年金を作れよ

と言っているということです。

でも、預金されると経済が回らないから、確定拠出年金などの優遇税制を設けて、国民に資産運用を暗に進めているわけです。

優遇税制がある以上、一応正しい理解を持って利用した方が良いですね。

 

2. iDeCoとDCとは

iDeCoとかDCとか聞いたことあるけど何??

って人も多いと思います。

個人型確定拠出年金iDeCo

企業方確定拠出年金→DC

大雑把にはこれです。

細かい違いなどはありますが、自営業はiDeCoで会社員はDC

みたいな認識でOKです。

iDeCoは全額自己負担拠出に対し、DCは会社も掛け金を拠出してくれます。

DCは企業が拠出した掛け金に加えて、その拠出額を超えない範囲で自己負担でマッチング拠出ができます。(企業年金の有無によって合計額27500円/月、或いは55000円/月)

つまり、DCのマッチング拠出自体がiDeCoのように自己負担の拠出金なんですね。

そして、両者とも原則60歳まで引き出すことができません。

否応にも積み立てることで、年金を作るというシステムです。

 

3. 拠出年金の優遇税制

優遇税制は主に3つです。

①運用したときの運用益が非課税
②受け取るとき、退職所得控除、公的年金等控除の対象
③マッチング拠出による掛金に対しては、全額所得控除

それぞれ解説していきます。

企業型DCの運用で得た利益は全額非課税です。一般的な金融商品で運用するとその運用益に対しては約20%の税金がかかります。それが全額非課税となるので、大きなメリットがあります。

②積み立てた年金資産は60歳以降、一時金か年金形式かで受け取ることになりますが、どちらの形式でも税制優遇が受けられます。一時金であれば「退職所得控除」、年金であれば「公的年金等控除」が受けられ、税を軽減することができるのです。

③マッチング拠出を利用した場合、従業員の拠出する掛け金は、全額所得控除の対象となり、所得税・住民税が軽減されます。

(出典)

www.toushin.or.jp

つまり、所得課税額の控除に加え、運用益の非課税や受取時の控除など

かなり”おいしい制度”です。

 

4. どうして確定拠出年金をするのか

もちろん上記の優遇税制を享受できるからという理由だけでも十分な理由になると思います。

しかし、それ以上に、60歳まで引き出せない

この一見するとデメリットのような点が一番のメリットだと私は踏んでいます。

貯金をする上で先取り貯金の有効性は皆さんお分かりだと思いますが、

言ってみればこれらの仕組みは先取り貯金です。

60歳まで引き出せないという貯金は大変強制力がありませんか?

それに加えて、資産運用をする上で

長期・分散・積立

これに勝るものはありません。

やはり、短期や非分散の投資は勝つこともあれば負けることもあるという大変大きなリスクを含んでいます。

しかし、長期・分散・積立による資産運用は選ぶファンドさえ間違えなければ、かなりの確実で資産が膨らむという

ローリスク・ハイリターンという夢のような投資なんですね。

唯一のデメリットを挙げるとするならば、時間がかかり過ぎるという訳なのですが、老後の資産形成という目線を持てば、そのデメリットもなくなるでしょう。

とりあえず、先取り貯金で長期・分散・積立による資産運用は最強ということが分かっていただけたかと思います。

 

5. 選定するべきファンド

一番のポイントは

信託報酬といった手数料がとにかく安いもの(目安は0.5%以下)

これが大切です。

金利3%~5%の世界なので、手数料は馬鹿になりません。

とにかく安いものを選びましょう。

そして実際に選ぶファンドですが、

これはご自身のリスク許容度に応じて、ファンドを選定してください。

まじで何も分からないのであれば、債権や株式、不動産など

とりあえずバランス型のファンドを選んでも良いと思います。

しかし、個人的にオススメなのは

世界経済株式インデックスファンド

のようなものです。

なぜなら、世界経済は年に平均して約5%程成長しているからです。

世界経済の成長の果実を金融投資によって得られるということなんですね。

勿論、細かい事を言えばきりがありませんが、これはご自身で勉强されるのが一番だと思います。

米国株式が良い、日本はやめとけ、債権重視、アクティブファンドは選ぶな

様々な意見はあると思いますが、やはりご自身のリスク許容度によって最適なファンドは異なりますし、あくまでも人の意見は参考程度にするのが良いと思います。

年齢や務めている企業、家族構成や居住地などリスクとする要素は人それぞれですから。

 

本日は初心者用に確定拠出年金のことを記事にしてみました。

同期でも、普通に分かるっていう人と、なんのこっちゃ分からない

という人の二極化が起きています。

今回は後者の人が少しでも、自分で勉强するきっかけになってくれればと思って執筆しました。

是非皆さん自分で勉强してみてください!

 

逆に、私もまだ理解不足な点が多くあるので、

もし間違っている点があれば是非ご指摘お願いします。

 

 

本日も有り難う御座いました。

これからも宜しくお願いします。